©高屋奈月・白泉社／フルーツバスケット製作委員会
オススメ漫画２作品をご紹介したいと思います。
有名な作品なのでご存じの方も多いかもしれません。
作中に不登校のエピソードが含まれます。（どちらも中学での不登校です）
『フルーツバスケット』高屋奈月
©高屋奈月・白泉社／フルーツバスケット製作委員会
過去に1度アニメ化されてますが、2019年再アニメ化されました。
2020年４月６日から、第２シーズンが放送されます。（アニメ『フルーツバスケット』公式HP）
第１シーズン（2019年放送分）をAmazonプライムビデオ で見ることができます。
【追記】第２シーズンもAmazonプライムビデオで見ることができます。（2020.6.27時点）
概要
異性に抱きつかれると、十二支の動物に変身してしまう呪いを受けた草摩家の面々と、主人公の女子高生、本田透（ほんだ とおる）が出会い物語が展開されていきます。
季節が冬から春になるように、今まで凍りついていたものが少しずつ溶けていくようなお話です。十二支アットホーム時々シリアスコメディー（？）
大人が読んでも（大人だからこそ？）
心にグッと迫る名言が多く出てくる漫画です。
小話
私は20歳の頃に読んだのですが、漫画を読んで泣いたのはその時がたぶん初めてでした。
はじめ、数冊購入して読んだら一気にその先を読み進めたくなりました。
バイトの研修（遠方だった）の帰りに本屋で、所持金ギリギリの額まで漫画を購入したら、帰りの交通費が危うくなったという思い出があります。
正直、もっと早く読んでおきたかった作品です！
中学生の頃に周りで話題になっていたのに、逆ハーレムラブコメかなぁという思い込みで、食わず嫌いでした。
配信
『フルーツバスケット』はアプリ”マンガPark”で全話公開中です。（2019.8.10時点）
序盤（第14話の途中）は、無料でスイスイ読めます。
それ以降の話も、1日に数話ずつ無料で読めるので一気に読もうとしなければ最後まで無料で読めます。
『フルーツバスケット』の続編『フルーツバスケットanother』も上記のアプリ、”マンガPark”で一部読むことができます。
『３月のライオン』羽海野チカ
アニメ化、実写映画化もされたこちらの作品。
映画では、プロ棋士の島田さん役を佐々木蔵之介さんが演じていて、イメージ通りで歓喜！でした。
ヤングアニマルにて連載中です。
概要
高校生プロ棋士の桐山零（きりやま れい）が、三月町に暮らす川本三姉妹や高校・将棋の世界などさまざまな出会いを通じて、棋士としても一個人としても成長していきます。
将棋を軸に展開されるお話ですが、人情味溢れる三月町や川本家でふるまわれる料理の描写など、将棋以外の部分も丁寧に描かれていて細かい部分まで楽しいです。
将棋の世界では天才な零くん。でも人間臭く色々悩み葛藤しながら、進んでいきます。
なかなか学校生活に馴染めないシーンがとてもリアル！
昔の自分を見ているようで、ハートがズキズキです…（クラスメイトとの距離感や友達がいないなかのお昼休みなど）
小話
『３月のライオン』でも中学生で不登校となる女の子が出てきます。
そして、心のケアセンターというところが作中で登場するのですが、そこで先生から「お友達を作る３つのステップ」という話があります。
「まず動物のお友達を作りましょう。それができたら、年上のお友達を作りましょう。それもできたら年の近いお友達を作りましょう」
（『３月のライオン』）
過去を振り返ると、私も不登校の後、大体そのステップ通りにいったものですから大きくうなずいてしまいました。
私は高校不登校の時点から最終ステップに進むのに２,３年かかった気がします。
配信
こちらもアプリ、”マンガPark”で公開されています。（2019.8.10時点）
はじめの方（Chapter.13）まで、無料でスイスイ読めます。
それ以降の話も、1日に数話ずつ無料で読めるので一気に読もうとしなければアプリで公開されている13巻の内容まで課金ナシで読めます。
