この記事では私の実体験をもとに、通信制高校生活について書いていきます。
※私の通っていた通信制高校(科学技術学園高校)についての一個人の感想です。
通信制高校って、どんな感じだった?
私の通っていた通信制高校は学年のくくりはなかったのですが、分かりやすくするため、学年表記で書いていきます。
私は、高校2年の後期から通信制高校に通いだしました。
学習の流れは?
通信制高校での単位取得までの学習の流れは以下の通りです。
レポート(自習。学習のメイン)
+
スクーリング(高校で授業を受ける)
↓
テストをクリアする
↓
単位取得
私が選んだ通信制高校のコースは、通学(スクーリング)頻度は、週に2回でした。(高3では、週に1回のコース)
レポートは、教科書を読みながらやれば、大体埋まっていく感じだったと記憶しています。
私の場合、表面的にはレポートの答えは埋まっても、なぜそうなのかを本当に理解できているかと言われると怪しい…というものが多かったです。
スクーリングはある程度の人数で授業を受けることもあれば、受講者が自分一人しかおらず、先生と一対一のこともありました。
顔見知りになって交流している人たちもいれば、関わりを持たない人もいて、私は後者でした。
それでも、学校内で浮くことがなく、それがとても気楽!
スクーリングの機会にレポートのことで質問することもありました。
テストは、レポートの内容に沿った出題で、レポートを丸暗記して乗り越えていたように思います…。
よっぽど自学自習に励まない限り、トータルの学習量は全日制高校に比べるとどうしても少なくなると思います。(私は大学に進学したくて、高校3年次に予備校に通いました)
スクーリングへ行くときの服装は?
私が通った通信制高校は当時、制服がなく、服装は自由でした。(※現在は制服を選択することもできるようです)
私服登校に憧れていたのに、いざ本当に自由な服装で登校して良いと言われると戸惑いました。
最初は、Tシャツにジーンズのような格好では、行っていたように思います。
教室を見渡すと、大半の人がラフな服装で、なかには制服っぽい格好の人もいました。
私は途中から制服っぽい格好で登校するようになりました。
やめた高校の制服はすでに処分してしまったのですが、制服スタイル自体は好きだということに気付いたのです(コーディネートをいちいち考えなくて良くてラク!)
久しぶりに制服(なんちゃってですが)を着ると、何だか落ち着きました。
他の人からの目を気にしていたので、どこかに所属しているように見えることに、ホッとしたのだと思います。
レポートはどこでやってたの?
レポートは、
- 自宅
- 地元の図書館
- 高校(図書室だったかな?)
でやっていました。
自宅でやることが多かったと思います。(分からないところは、スクーリングのときに質問していました)
お昼ごはんは?
お昼をまたいで、スクーリングやテストがあることはあまりなかったように思います。
お昼をまたぐとしても、適当に持参した飲み物を飲むだけでやり過ごしていたような気がします。
当時、学校内で食事をすることが苦手になっていたので…。
失敗エピソードは?
通信制高校での失敗としては、レポートをためてしまって期日ギリギリに慌ててやることがありました。
あとは失敗というわけではありませんが、体育の授業で2人組をつくらなければならないとき等は、メチャメチャ緊張しましたね。
でも、お互い面識がほぼない状態で遠慮しながらもニコニコやって、なんだかんだ楽しかった気がします。(体を動かす機会が激減していたので、体育の時間は貴重でした)
通信制高校はどんな感じだった?:まとめ
私は通信制高校で、週に1、2回の登校コースを選んだので、以前通っていた全日制高校に比べたら学校にかけるエネルギーはかなり少なくなりました。
とはいえ、不登校の期間を経て、
- 心身共に絶好調ではなかった
- とにかく周りの目が気になって、外に出るのに神経をすり減らす
上記のような状態だったので、慣れるまでは数時間通信制高校へ行っただけで、帰宅するとヘロヘロになってました。
とはいえ、優しい先生方といい意味でゆるい学校の雰囲気にかなり救われて、通信制高校を卒業することができたので、本当に感謝しています。