本記事では、高校時代に不登校経験のある私がおこなった公務員試験対策について書いてます。
※今(2021年)から10年ほど前の話です。
公務員試験を受ける経緯
公務員試験を受けることになった経緯のお話です(読み飛ばしてOK!興味がある方は読んでみてください)
私は大学3年生から体調不良が続き(バセドウ病)、単位をあまりとれていなかったため、必要単位数を取得し卒業することが大学4年次の1番の目標でした。
というわけで、就活は全然していませんでした。(大学3年次にガイダンスを受けたことがあるくらい)
しかし、ひょんなことから公務員試験を受けることになります。
- 地元の広報誌で良さそうな求人情報(市町村の事務職)を発見する
- ダメもとで、公務員試験を受けてみる
①地元の広報誌で良さそうな求人情報(市町村の事務職)を発見する
それは大学4年の12月のある日。
地元の広報誌の求人情報に役所職員の臨時募集が出ているのを見つけました。
通常の募集時期はとっくに過ぎているはずなので、急な欠員が出たのでしょうか。
大学卒業後に就活するつもりでしたが、元々公務員は希望職種のひとつだったので、「これってチャンスかも!」と気になりだしました。
②ダメもとで、公務員試験を受けてみる
私が「公務員」に対して抱いていたイメージ
- 安定性は抜群だろうな
- 親にも安心してもらえそう
- 世間体、良さそう(当時は、とにかく周りから「普通」と思われたくて、世間体にこだわっていました)
- 福利厚生が良さそう
- 労働環境も良さそう(サービス残業とかなさそう)
「メリット多い!よし、ダメもとで受けてみるか」
それまで全く就活をしていなかった私が、就活モードに切り替わった瞬間でした。
公務員試験対策でやったこと
大学の就職支援を受けるも良いと思うのですが、私は大学4年時に就活していなかった引け目があって、何となく足が向かいませんでした。
よって自力で、時に家族に協力してもらいながら試験対策をすることに。
以下の3つが私が公務員試験対策として、やったことです。
- 筆記試験対策
- 面接対策
- 番外編・妄想力を発揮する
1.筆記試験対策
①やり込む問題集を1冊、決める
ネットで口コミを見て、1冊の問題集を選び、それを何回もやり込みました。
問題集は、科目ごとにページを破り、ホチキス止めをし、それを持ち歩いて少しでも暇があれば読みます。
見た目はスマートではありませんが、
- 分厚い冊子を持ち歩かなくて済む
- 問題集に気軽に取り組める
といった点で良かったです。
↑私はこの過去問集を繰り返しやりました
②毎日、新聞を読む
ざっと全体に目を通して、時事ネタのキーワードをピックアップし、ノートに簡単にまとめました。
読んでいたのは、実家が購読していた読売新聞です。
新聞慣れしてない方は、読売中高生新聞から初めてみるのも良いかもしれません。(時事ネタが分かりやすく解説されています。毎週金曜日発行。)
③新聞の表紙のコラムをノートに写し書きする
名文と名高い新聞のコラム(読売新聞なら「編集手帳」。朝日新聞なら「天声人語」)。
これを作文対策に利用しました。
3日に1度くらいの頻度で、新聞のコラムをノートに写し書きします。
そして次に、それを参考に自分の言葉で時事ネタについて文章を書く練習もしました。
2.面接対策
①面接対策本を使って、模擬面接をする
本屋でサラッと立ち読みして、面接対策本を選びました。(当時使った本は忘れてしまったんですが、想定問答集がついていた気がします)
そして、家族に付き合ってもらって、対策本を使って模擬面接です!
家族がウンザリするほど、練習しました。
②時事ネタがテーマの無料の講演会に参加する
面接で話題にあがりそうなことのイメージをつかむため、面接官の年代くらいの方が集まりそうな講演会に積極的に参加しました。(○○シンポジウムみたいなもの)
講演会は同年代の人は全然いなくて、アウェー感はありましたが、いざ講演会が始まってしまえば気になりませんでした。
講演会は新聞で無料のものを探して参加していたので、交通費しかかかっていません。
同年代の人があまりやっていなさそうなことをやってみるのは、オススメ。
③不登校について聞かれたときの答えを準備する
「面接で不登校について、どれくらいつっまれるか」
正直、これが一番心配でした。
しかし、よくよく考えると「不登校」そのものより、
肝心なのは、「不登校」のその後の自分はどう行動していったか、ということかなと思い、自分の言葉で伝えられるように準備しました。
面接についてもう少し詳しい記事はこちら
3.番外編・妄想力を発揮する
これは書くのが、正直かなり恥ずかしいのですが、効果はバカにできないと思うのでご紹介します。
筆記や面接対策をひと通り頑張ったら、
最後の一手は「試験に受かって、その職場で働いている自分を妄想する」ことでした。
更に、妄想した内容を手帳にかいてました!(人に絶対見せられないやつです)
①ビシッとスーツを着た自分の姿を落書きする
②その絵の横に理想の自分の様子を箇条書きする(理想の自分=一緒に働きたいと思ってもらえるような存在)
- 誠実な人柄
- いつも笑顔
- 仕事は丁寧かつスピーディー
- 明るく人当りが良い…etc.
思いつく限り書き出したら、本当にそうなっているイメージをしながら過ごす
筆記試験を無事に通過したあと、面接のときには妄想した姿にじゃっかんなりきっている自分がいました。(ちょっとヤバい人!笑)
役を演じているようなものなので、芯から変わったわけではもちろんなく、ちょっとしたハッタリですね。
でも、成功イメージをすると、それに近づこう!とモチベーションもアップして良かったと思います。
\たっぷり書き込める「ほぼ日手帳」がイチオシ/
結果は…?
無事、内定をもらえました。
心配をかけ通しだった家族にも喜んでもらえて、本当に嬉しかったです。
地方公務員試験対策:まとめ
私が、大学卒業間近にやった公務員試験対策は以下の通りです。
筆記試験対策
┗1冊の問題集を繰り返しやる
┗毎日、新聞を読む
┗新聞の表紙のコラムをノートに写し書き
面接対策
┗面接対策本を使って、模擬面接
┗1冊の問題集を繰り返しやる
┗時事ネタがテーマの講演会に参加
番外編・妄想力を発揮する
┗試験に受かって、その職場で働く自分を妄想する
余談ですが、「試験を受けよう」と決意したあとは、ネットやSNSでネガティブになりそうな情報は見ないようにしていました。(問題集探しなど、具体的な目的があるときは使ってました)