私は、高校2年生で不登校になった後、通信制高校に編入学して大学進学を目指しました。
この記事では、私の「高校不登校を経ての大学受験の結果」について書いています。
高校不登校を経ての大学受験は、どうだった?
大学受験の結果は、全滅
約1年間の受験勉強もむなしく、受験した私立文系4校すべてに落ちてしまいました。
当初より、浪人する予定はないし、これからどうしようと深く落ち込みます。
思いがけない朗報がはいる
受けた大学のうち、1つから補欠の電話連絡が入りました。(入学辞退者がいたら、繰り上げ合格の可能性あり)
そことはまた、別の大学(國學院大學)からは、通知が届きました。
國學院大學からの通知には、北海道の系列短大(國學院大學北海道短期大学部)であれば入学できる可能性があることが書かれていました。(その短大で一定の成績であれば、國學院大學の3年次に編入できるとのこと)
私が心おどったのは、國學院大學の系列短大への進学の可能性でした。
高校で不登校になってから、地元での生活に何となく息苦しさを感じていたので、短大に進学するとなったら実家を離れて一人暮らしができるのも魅力的でした。
早速、相談会へ
通知に書いてあった相談会(東京・渋谷の國學院大學)に早速、参加しました。
すると、國學院大學を受験した試験結果で系列短大(國學院大學北海道短期大学部)へ行けることが分かりました。
行き当たりばったり感はありますが、結果オーライ!
受験結果はさんざんだったのに、嬉しくてたまりませんでした。
もしも進学する選択肢がなかったら…
もしも、進学する選択肢がなかったら、どうしていただろうかと考えてみました。
一番に思い浮かぶのは、就職です。
しかし、当時を振り返ると、いきなり就活するのは厳しかったかなと思います。
当時の私は2年近くの間、家族としかほぼコミュニケーションをとっておらず、対人コミュニケーションにかなりの苦手意識をもつようになっていました。(自尊心もボロボロでした)
就職の前に、リハビリ期間がほしい=何かしらの学校に行きたい
甘い考えかもしれませんが、本音です。
親に相談し、バイトでお金を稼ぎつつの進学の道を探っていたかと思います。
1年後に再受験するとしたら、職業に直結する資格を取れるような短大か専門学校を狙っていたかもしれません。
パッと思い浮かぶのは、福祉・医療系の専門学校、短大等です。
- 介護福祉士
- 臨床検査技師
- 看護師
- 保育士
私が実際に興味があった職業です(のちに保育士資格はとりました)
進学以外だったら、国がやっている求職者支援訓練(数ヶ月間、就職につながるような技能や知識を学ぶことができる)という制度を利用していたかもしれません。
似たところで公共職業訓練(離職者訓練)というのもあり、私はこれで介護職員実務者研修を受けたことがあります。(受講して良かったですよ!)
高校不登校からの大学受験の結果:まとめ
私は、高校不登校を経て大学受験しましたが、受けた大学すべてに落ちてしまいました。
しかし、受験して落ちた大学の系列短大に行けることに。
私としては、かなりありがたい進路でした。
もしも、そのときに進学する道がなかったら、
- 1年後に仕事に直結しそうな専門学校や短大を受験する
- 国がやっている求職者向けの訓練を受ける
といったことを選択したかもしれません。